January 29, 2013

お菓子 vs トレーニング

ー15°C続きの一週間だった先週のStockholmも、週末から落ち着き始め、ジョギングをする人がちらほらと出てきました。

昨日は+2°C。
私も、今年初の一走りを!
雪が積もっている為、走りにくくはあったものの、やっぱり体を動かすのは気持ち良い :-D
去年末から、雪だ勉強だ、自分に合うジムが近くにないだ、で運動不足になっていたので、久々のこの心地好い疲労感は嬉しいです。


スウェーデンは、国民一人あたりのグミ&チョコ消費量が年間 17kg と世界一多く、甘味飲料も 90ℓ を消費(2010年)。
近年肥満の増加が大きな問題となっており、前回少し言及した砂糖税もそれが原因で提案されました。

でも、一方で、運動に対する意識もとても高いんです‼
走る人、ジムに行く人。
とにかく暇な時間があれば、体を動かしています。

正直、他にやることがない、というのもあるかもしれません(特に冬は)。。。
ですが、国(Livsmedelsverket)をあげての「週3回のトレーニング」推奨や、ほぼ毎日のように新聞に掲載される特集や記事は、少なからず国民の意識向上に貢献しています。
スウェーデン人本人も、それは自覚。
以前、お菓子消費量についてスウェーデン人にアンケートを取ったところ、「自分たちは運動をたくさんするから、お菓子を食べても問題はない」「お菓子は、運動のご褒美だ」との意見が多くありました。


日本人は、“ダイエット” “健康”というと、食事だけに目がいきがち。
それは、やはり赤信号です。
食事制限はもちろん、いくら健康的な食事をしていても、全く体を動かしていないと、肥満や生活習慣病のリスクはググンと高くなってしまいます。
Nordic Nutrition Recommendaion / Swedish Nutrition Recommendation は、子どもは毎日60minの、大人は最低一日30minの運動を推奨。
さらに大人は、毎日60minの運動をすると、より体重増加防止になります。


時に、スウェーデン人はトレーニングのストレスに駆られているんじゃないか、とさえ思ってしまうことがあります。
気持ち良く、リラックスするために体を動かすのに、それでは逆効果。
トレーニングをしないと自己嫌悪になってしまう。
そこまで意識を高める必要はありませんが、皆さんも一日30min、少し競歩で街を散歩してみるのはいかがでしょうか ;-)

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